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草津市で、間違えて、隣の土地に家を建ててしまいました。


滋賀県の草津市で、本来、新築一戸建て住宅を建てるはずの隣の土地に、間違えて家を建ててしまいました。
この間違えた経緯と原因、その後の対処を正直にお話し致します。

間違えて、隣の土地に家を建てた!

草津市で、間違えて、隣の土地に家を建ててしまった事件は、今から約25年前、1998年頃の話しです。
もう、時効なので正直にお話しします。
 
当時、私は大工さんとして現場作業を毎日行っていたのですが、大手ハウスメーカーの下請けとして草津市の新興住宅地の新築一戸建てを建てることとなりました。
 
ハウスメーカーの新築一戸建て住宅は、基礎屋さんが地面の基礎を作り、建前屋さんが建物の骨組みを作り、屋根やさんが瓦を貼り、大工さんが内装工事を行うという作業工程になっています。
 
基礎が終わり、建前も終わり、私(大工さん)が現場に入り内装の工事を始めて1週間ほど経過した頃です。
 
現場に施主(新築住宅を注文したお客様)様が、工事の進行具合を見に訪れられました。
 
その時に工事現場にいたのは私と電気屋さんの2人だけでした。
 
施主(新築住宅を注文したお客様)様が、図面を持って、何かおかしい感じで私に聞いてきます。
 
施主様「この家、この図面の家ですよね?」と。
 
私は「はい。そうです。」
 
施主様「買った土地は隣だったはずなのですが・・・」
 
私は「???」
 
意味が分かりません。
 
よくよく聞いてみると、購入した土地の隣の土地に家が建てられているというのです。
 
私は、意味が分からないので大手ハウスメーカーの現場監督さんに電話しました。
 
急いでやってきた現場監督さんは、施主様と何か話されています。
 
私は、どういう事?どうなるの?なぜ間違えたの?ホントに間違えているの?
 
不安でいっぱいです。
 
その日は一旦、作業はストップしてくれと言うことで帰宅しました。

間違えて、隣の土地に家を建てた原因

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後日、聞いた噂話では、新興住宅地の開発が始まったばかりの土地で、ほぼ家が建っていない、だだっ広い所だったので何筋目の右から何番目の土地だ。という所を1つ間違えて基礎屋さんに指示してまったという事らしいです。
 
基礎屋さんは言われた場所に基礎を作りますし、建前も基礎の上に建てますし、大工さんも電気屋さんも水道屋さんも疑う事もなく作業を進めます。
 
原因は現場監督さんの場所の間違えに誰も気付かなかったという事だそうです。

間違えて、隣の土地に家を建てた後の対処

当時、私は大工さんで一作業員なので、噂で聞いた話しですが
 
隣の土地(間違えて家を建ててしまった土地)が、まだ売出し中だったので、大手ハウスメーカーが買い取って、建売住宅にした。という話を聞きました。
 
私は他の現場に入り、間違えて建てた家は途中で放置したまま現場で工事を続ける指示は無かったので、誰が続きの工事を行ったのかは分かりません。
 
ま、施主様は購入をした土地に再度、家を建てて、工期が遅れた分、何かサービスか値引きでもしてもらったのではないかと想像します。
 
それにしても、購入をした土地の隣に、注文した家が建っていたらビックリするでしょうねぇ~!