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滋賀県 蛍(ホタル)スポット16ヶ所まとめ場所と時期

滋賀のホタルの見頃・時期
滋賀県で、ホタルの見頃の時期は、その年の気候によって多少前後しますが、5月下旬から6月中旬が見頃です。

 

滋賀に生息するホタルはゲンジボタル
ホタルには色々な種類がありますが、滋賀県に生息するホタルは、ほとんどがゲンジボタルです。ゲンジボタルの体長はオスが15mmでメスが18mmとメスのほうが大きいです。卵から成虫になるまでに約1年かかり、生涯の大部分を水中で生活します。成虫になってからの寿命は約1、2週間と短いです。
成虫の特長は、複眼が丸くて大きく、体色は黒色ですが、前胸部の左右がピンク色。中央に十字架形の黒い模様があります。また、尾部には淡い黄緑色の発光器官があります。

 

ホタルの飛び交う時間帯
ホタルは夜3回飛び交います。1回目が午後8時から午後9時、2回目が午後11時前後、3回目が午前2時前後です。遅くなるに従って、メスも草むらから出て飛ぶようになります。

滋賀県 蛍(ホタル)スポット16ヶ所

ほたるの森資料館(守山市)

守山市ほたるの森資料館は、守山市民運動公園の中にあり、ホタルを中心とした生きもの、そして自然に関する資料を展示しています。
そのほかにも当館で収集した各種のホタルにまつわる文献や資料を閲覧でき、守山のゲンジボタルの歴史や守山市の取り組みなども学習することができます。

 資料館の横には、ほたる河川という名の人工河川が流れ、旧野洲川から移植された木々などが茂っており、木道が敷設されています。この周辺をほたるの森と呼ぶようにしています。
 ここでは四季折々の自然が楽しめ、多くの生き物に出会うことができます。そしてほたるの飛翔する時期には幻想的な雰囲気につつまれていきます。

ゲンジボタル発生地(米原市長岡)

この地域は「長岡のゲンジボタルおよびその発生地」として1952年(昭和27年)、国の特別天然記念物として指定されています。(写真はゲンジボタルが飛び交う天野川)
ホタル発生地として全国で天然記念物指定を受けているところは11カ所ありますが、「天然記念物のうち世界的にまた国家的に価値が特に高いもの」として指定される「特別天然記念物」指定の地域は長岡のみとなっています。

守山ほたるパーク&ウォーク(守山市)

ほたるの森資料館は、守山市運動公園の中にあり、ほたるの森の木々に囲まれた資料館です。

ホタルを中心とした生きものそして自然に関する資料を展示しています。守山のゲンジボタルの歴史や守山市の取り組みなども学習することができます。ホタルの飼育から、一年を通しての生態観察ができます。

資料館の横には人工河川があり自然と共存した豊かな水辺の 環境づくりをしています。この周辺をほたるの森とよんでいます。四季折々の自然が楽しめ多くの生き物に出会うことができます。そしてホタルの飛翔シーズンには幻想的な雰囲気でつつまれていきます。

天野川一帯(米原市)

米原市長岡に流れる天野川のホタルは「長岡のゲンジボタルおよびその発生地」として、国の特別天然記念物に指定されている。毎年6月上旬に「ほたるまつり」が開催され、期間中は会場周辺の散策道にホタル行灯が設置され、清らかな川辺を歩けば、無数のゲンジボタルの光が織りなす幻想的な世界を観賞することができる。

八田部川、大川(長浜市)

八田部川は滋賀県長浜市西浅井町を流れる大浦川の支流です。琵琶湖に注ぐ淀川水系の河川である大川は、水質が良好で初夏になれば闇夜に飛び交うホタルの幻想的な光景を楽しむことができます。

河辺いきものの森(東近江市)

河辺いきものの森の水辺では、6月始めから6月末にかけてゲンジボタルやヘイケボタルが見られます。
 夜の森をたくさんのホタルが飛び交い、幻想的な光に包まれます。
里山保全活動団体「遊林会」は、市と協働して河辺いきものの森の保全・活用を行っています。また、その保全した里山を利用して、総合学習や環境学習の場として利用しています。

東近江市建部町の県道209号線沿い

建部町の県道209号線沿いの近江鉄道踏切がある小川に蛍がいます。
車販売店オートブリーズさん付近の小川です。
駐車場はないですが、少し行けば路側帯があります。
迷惑にならない程度に停めれると思います。

滋賀県東近江市小脇町

蛍の数はそれほど多くはないですが、「障害者支援施設あかね施設」のそばに流れる小川に蛍はいます。

滋賀県東近江市山路町

能登川博物館周辺には、豊かな自然の残る環境がたくさんあります。
毎年、恒例のホタル観察会を開催されています。
ホタルについてのお話を聞いたあと、ホタルが生息している小川に行って観察します。
ホタルは自然環境が豊かだからこそ生育できる、指標的な生きものの一つです。
観察するときのマナーや自然と付き合うためのルールなどを学びながら、
生息の様子を知るきっかけとなればさいわいです。
能登川にある伊庭の水辺景観が日本遺産になってから、ますます景観や環境問題に力を入れてます。
能登川博物館も毎年蛍の鑑賞会をしています。

滋賀県東近江市伊庭町

タナベリーファーム近くの小川です。
ここは、蛍を育てている場所です。注意書きの看板があります。
車を止めるところもあり、蛍を観賞するのに適している場所です。

滋賀県東近江市下中野町

滋賀県平和祈念館、東近江市立図書館愛東図書館、愛東コミュニティセンター
おくのの運動公園から東近江警察署愛東警察官駐在所まで流れてる小川一帯に蛍がいます。
ずっと長く続いている小川ですが均等にいます。

東近江市池庄町

サルビア整体院の横に流れる小川にホタルがいます。
蛍を大切にしている看板があります。

東近江市北清水町

愛荘町との境目の北清水町の小川に蛍がいます。
北清水町のテーマ「こころなごむ田園と清水の郷」に蛍が住み着くのも分かります。

東近江市立蒲生東小学校

佐久良川と書いて「さくらがわ」と読みます。こちら桜川と書いて桜が綺麗な川として読まれてます。
非常に水が綺麗でカワニナや草木や砂もあり、蛍が生息するのに最適な場所であります。

東近江市立玉緒小学校

大森町の県道170号線に沿って流れる小川に蛍はいます。
大森町から上大森町一帯にかけて見れます。東近江市立玉緒小学校の側に流れる小川にいます。

東近江市瓜生津町

大森町から流れている小川が瓜生津町に入ったところで分水する所があります。
実はここ、蛍が一番好きな(生息しやすい)場所なんです。そして、蛍の数も多いです。

蛍(ホタル)豆知識

 蛍(ホタル)の種類 
世界で観測されているホタルは約2700種類いるそうです。
日本では約50種類、そのうち光るホタルは14種類ほど。本州ではゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタルなどがよく見られています。

 

 蛍(ホタル)の光り方 
ホタルは種類によって光り方が違い、同じ種でも光る間隔が東日本では4秒、西日本では2秒との違いがあります。
ホタル同士は、お尻の点滅の光り方でコミュニケーションを取っています。

 

 ホタルの一生 
ホタルの生涯は約1年ですが、そのほとんどは幼虫期。生まれてから約9~10ヶ月間は水の中でカワニナやタニシなどを食べながら過ごしています。陸に上がり土の中でさなぎになってから40~50日間は何も食べません。ようやく羽化して成虫になったら10日前後で寿命を迎えてしまいます。成虫の間は水しか飲めず、産卵した後は2~3日でその短い生涯を終えます。

6月:産卵
ホタルのメスは、成虫になってからすぐに卵を産めます。1匹から約500~1,000個の卵を水辺の湿ったコケなどに産み付けます。
7月:ふ化
水辺の湿ったコケにひっついたまま、卵の期間約1ヶ月を過ごします。
8月:幼虫
8月~翌年4月頃の約9~10ヶ間、幼虫は水中生活約をし、光を嫌って昼間は石の下などに隠れ、夜になると餌を求めて活動します。
翌年5月:さなぎ
雨上がりの湿った土に上がり、土の中にもぐり繭を作ります。土の中では、幼虫の体から成虫になる体づくりをします。地中生活は約40日
翌年6月:成虫・飛翔
さなぎから羽化して、成虫になると、日没後の午後7時半程度~早朝午前4時頃まで尾部の淡い黄緑色の発光器官をピカピカと点滅させ、綺麗な光を見せて飛び交います。光を見せて飛び交うピークは午後8時過ぎ・午前0時前後・午前3時頃になります。成虫になったら10日~2週間前後で寿命を迎える。