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賃貸VS戸建て住宅購入はどっちが得?メリットデメリットを比較。

大切な住まい、戸建てと賃貸ではどっちが得か、これは永遠のテーマとも言えます。
実際のところ、環境やニーズは人それぞれですし、迷うポイントもいろいろあることでしょう。

そこで今回は、「戸建てか賃貸か」といった悩みを解消するためにも、様々な住宅に関わってきた私共、住宅のプロがどちらがお得なのか、それぞれのメリットやデメリットなどについてもわかりやすく解説します。

【滋賀県版】賃貸VS戸建て住宅購入の「住居費」はどっちが得?

まずは、滋賀県の事例を踏まえて、賃貸VS戸建ての比較をシミュレーションしてみました。

30歳から80歳まで50年間住まいに掛かる費用

物件を購入した場合 物件を賃貸した場合
35年 住宅ローン
3000万円(頭金ゼロ)
金利1,47%(元利均等の場合)
30歳から80歳まで50年間
4410万円
家賃+共益費
月々約9.1万円 x 12ヶ月 x 35年 月々約8.2万円 x 12ヶ月 x 50年
購入費諸費用
200万円
初期費用(仲介手数料、保証金)
20万円 x 5回=100万円
管理費・修繕費・税金
1750万円(年間35万円 x 50年)
駐車場代
1万円 x 12ヶ月 x 50年=600万円
リフォーム代
500万円
更新料
16万円/2年 x 20回=320万円
住宅ローン控除
10年間で約280万円
引越し代
15万円 x 5回=75万円
30歳から35年(65歳)まで払う 30歳から50年(80歳)まで払う
支払い総額
5992万円
支払い総額
6015万円
資産が残る 資産は残らない

賃貸も一戸建ても、50年間でおおむね掛かる費用が大差ないことがわかります。
では、50年でこのようにほぼ同じ程度の費用がかかったとして、それぞれのメリットやデメリットについてもチェックしていきましょう。

賃貸と戸建て デメリットは?

賃貸のデメリット

  • ■リフォームなどが自由にできない
    ■家賃を何年支払っても資産にはならない
    ■ペット飼育など難しい
    ■自分でメンテナンスができない
  • ■騒音など

戸建てのデメリット

  • ■初期費用がかかる
    ■固定資産税がかかる
    ■定期的なメンテナンスが必要
    ■土地の価値など変動する可能性がある

賃貸でも初期費用はかかりますが、一戸建てを建てる場合にはそれ以上に初期費用があったほうが有利。また、経年によるメンテナンスなども必要となる点がデメリットと言えるでしょう。

一方賃貸は、何年住んでいようと契約がある限り家賃を払い続けなければなりませんし、あくまでも借りているという状況は変わらず、リフォームにも制限があります。また、上下階の騒音トラブルなども大きなデメリットになります。

賃貸の退去時には、例えばたばこを吸っていた場合など、全面壁紙張り替え費用が発生したり、自分でリフォームした部分の原状回復工事が必要になったり、思わぬ出費がかさむケースもあります。

賃貸と戸建て メリットは?

賃貸のメリット

  • ■初期費用が少なく済む
    ■メンテナンスの必要がない
    ■家族構成の変化等に合わせて住居を選べる
    ■収入に合わせた家賃の部屋を選べる

戸建てのメリット

  • ■資産となる
    ■賃貸より良い設備環境
    ■好きなようにカスタマイズが可能
    ■賃貸物件などとしても活用可能

賃貸のメリットは、外壁塗装など大規模なメンテナンス費用などが発生せず、また住み替えなども気楽にできる点でしょう。

一戸建てを所有するメリットは、階下などへの騒音の心配がないこと、DIYなどで手を加えることも可能です。
そして何よりも自分の資産となるのがメリットになります。将来、住まなくなった場合でも賃貸として貸し出したり、中古住宅として売りに出すこともできます。

リフォームやリノベーションで人気の収益物件へと一新させることも可能です。こうした自由度があるのが一戸建て住宅を所有している場合の大きなメリットなのです。

持ち家か賃貸か 老後はどうなる?

戸建てか賃貸か、このふたつを比較するときに考慮しておきたいのが老後のことです。
若い頃には想像しがたいことですが、年齢を重ねるごとに、賃貸物件も選ぶことが難しくなります。

というのも、アパートなどの入居には審査が必要になることがほとんどで、高齢の一人暮らしとなると、それだけで断られるなど、新たに部屋を借りることが難しくなるという現実もあるのです。

賃貸物件は老朽化で取り壊しとなることもあり、そうしたときに新しい住まいが見つからずに苦労するといったケースも実は珍しくありません。

長い目でみても、やはり自分の資産として持ち家を所有していれば、安心感が違います。
持ち家を賃貸物件など収益物件とした場合は、老後の経済面での助けにもなります。定期的なメンテナンスをしていれば、長く住むことができますし、いずれ後継者の方に引き継ぐことも可能です。

住宅のお悩み お気軽にご相談ください

賃貸か戸建てか、迷うところですが、いつかは仕事を引退、家でゆっくり過ごす老後もやってきます。その時になってから慌てても選択肢がないのは厳しいものです。じっくりと考えて将来に渡って安心できるプランを検討しましょう。

戸建て住宅も、新築だけでなく中古住宅をリフォームやリノベーションなど、費用を抑えたプランで実現している方も数多くいらっしゃいます。

住宅について迷ったら、私共住宅のプロにどうぞお気軽にご相談ください。
あなたのニーズに合った最適なプランをご提案させて頂きます。

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