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大津市でマンションを全面リフォーム|収納と生活動線を改善した施工事例

今回は、滋賀県大津市にある中古マンションを購入されたお客様からご依頼いただいた、マンション全面リフォームの施工事例をご紹介します。

お客様のM様から、「内装や住宅設備が古く、収納も少ないため、入居前に家族が暮らしやすい住まいへ全面的にリフォームしたい」と、ホームページを通じてご相談をいただきました。

マンションの全面リフォームでは、壁紙や床を新しくするだけでなく、家族構成、日常の移動、収納量、家事の進め方などを確認し、生活全体を見直すことが重要です。

今回は、細かく分かれていた間取りを整理し、キッチン、浴室、洗面、トイレを更新しました。

さらに、玄関、廊下、リビング、各居室の収納を見直し、限られた床面積を有効に使える住まいへ仕上げています。

中古マンション購入後の入居前リフォーム

M様は、大津市内で中古マンションを購入し、ご家族で入居する予定でした。

立地や広さ、日当たりには満足されていましたが、内装や住宅設備は以前の入居者が使用していた状態のままでした。

現地調査では、主に次のような課題を確認しました。

  • リビングと隣接する和室が細かく区切られている
  • キッチンが閉鎖的で家族の様子が見えにくい
  • 玄関収納が少なく、靴や外出用品を置きにくい
  • 廊下や各部屋に収納が不足している
  • 浴室、洗面、トイレの設備が古い
  • 床や壁紙に汚れと傷みがある
  • コンセントの数と位置が現在の生活に合っていない
  • 室内に段差があり、移動しにくい場所がある

設備だけを交換する部分リフォームも検討されましたが、入居後に何度も工事を行うと、家具や荷物の移動が必要になります。

そこで、入居前の空室期間を活用し、間取り、設備、内装、収納をまとめて改修することになりました。

お客様のご要望

打ち合わせでは、ご家族の生活時間、持ち物の量、料理の頻度、洗濯方法、在宅勤務の有無などを詳しくお伺いしました。

M様からいただいた主なご要望は、次のとおりです。

  • リビングを広くして家族が集まりやすくしたい
  • キッチンからリビングを見渡せるようにしたい
  • 玄関と廊下の収納を増やしたい
  • 掃除道具や日用品を一か所にまとめたい
  • 洗濯から収納までの移動を減らしたい
  • 各居室に必要な収納を確保したい
  • 水まわり設備を使いやすく新しくしたい
  • 明るく落ち着いた内装にしたい

見た目を新築のように整えるだけでなく、家族が毎日繰り返す動作を少なくすることを重視しました。

マンション管理規約と工事条件を確認

マンションリフォームでは、戸建て住宅とは異なり、管理規約や工事細則の確認が必要です。

床材の遮音性能、工事可能な時間、資材搬入の方法、共用部分の養生など、マンションごとに定められた条件があります。

今回の工事でも、着工前に管理会社へ工事内容を提出し、必要な申請を行いました。

特に床材については、階下への音の影響を抑えるため、管理規約で指定された遮音性能を満たす商品を選んでいます。

エレベーター、廊下、玄関などの共用部分には養生を行い、居住者の方の通行を妨げないように資材搬入の時間も調整しました。

リビングと和室をつなげて広いLDKへ

改装前は、リビングの隣に引き戸で区切られた和室がありました。

和室は来客時や就寝時には便利でしたが、普段はほとんど使われず、リビングが狭く感じられる原因になっていました。

そこで、和室との間仕切りを撤去し、リビングと一体化した広いLDKへ変更しました。

床材を統一することで空間のつながりが生まれ、実際の面積以上に広く感じられるようになっています。

ただし、すべてを開放するのではなく、旧和室の一部には収納を設けました。

季節用品、布団、家族共用の荷物を収納できるため、リビングに物が出たままになりにくい計画です。

閉鎖的だったキッチンを対面式へ変更

改装前のキッチンは壁に囲まれた独立型で、調理中はリビングやダイニングの様子が見えにくい状態でした。

M様からは、「料理をしながら家族と会話できるようにしたい」とのご希望がありました。

そこで、キッチンとリビングの間にあった壁の一部を撤去し、対面式のキッチンへ変更しました。

カウンター越しにリビング全体を見渡せるため、家族の様子を確認しながら調理できます。

キッチンの位置を大きく移動すると、給排水や換気設備の工事が増えるため、既存配管を活かせる範囲で配置を調整しました。

工事費を抑えながら、閉鎖感を改善した計画です。

キッチン収納を増やして家事動線を短縮

新しいキッチンには、引き出し式の収納を採用しました。

奥に入っている調理器具や鍋も取り出しやすく、収納内部を確認しやすい仕様です。

キッチン背面には、食器棚と家電収納を設けました。

冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、電気ケトルなどの位置を事前に決め、必要なコンセントを配置しています。

ゴミ箱を置く場所も収納内部に設け、通路へ出ないようにしました。

調理、盛り付け、配膳、片付けの動作が一つの範囲で完結するため、キッチン内の移動が少なくなっています。

ダイニングまでの配膳動線を改善

改装前は、キッチンからダイニングへ料理を運ぶ際に、狭い出入口を通る必要がありました。

対面式に変更したことで、キッチンカウンターから料理を直接受け渡せるようになりました。

食事後の食器も同じ場所から戻せるため、配膳と片付けの移動距離を短縮しています。

ダイニングテーブルを置いた後も、人が通れる幅を確保できるよう、キッチン、カウンター、収納の奥行きを調整しました。

玄関収納を拡張

既存の玄関収納は靴を入れるだけの小さな下駄箱で、傘、掃除道具、子どもの外出用品を置く場所がありませんでした。

今回のリフォームでは、玄関横の壁面を利用して、天井までの高さがある収納を新設しました。

家族の靴だけでなく、傘、雨具、工具、防災用品なども収納できます。

棚の高さを変更できるため、収納する物の大きさに合わせて調整可能です。

収納の一部には、日常的に履く靴をすぐ取り出せる空間を設け、毎回扉を開けなくても使えるようにしました。

玄関に物が出たままになりにくくなり、来客時にもすっきりとした印象を保てます。

廊下に家族共用の収納を設置

マンションでは、各部屋に収納を増やすと居室が狭くなる場合があります。

そこで、廊下の一部を利用して、家族全員で使える収納を設けました。

掃除機、日用品の在庫、書類、薬、工具などをまとめて収納できます。

使用する場所が決まっていなかった物に専用の収納を設けることで、リビングや各居室に物が分散するのを防ぎました。

収納扉は廊下の壁と同系色にし、圧迫感が出ないようにしています。

洗面室の収納と洗濯動線を見直し

既存の洗面室は、洗面化粧台と洗濯機を置くと、タオルや着替えを収納する場所がほとんどありませんでした。

今回は洗面化粧台の幅と配置を見直し、横に収納棚を設けました。

タオル、下着、洗剤、清掃用品を洗面室内にまとめて収納できます。

洗濯機の上部にも棚を設け、洗剤や洗濯ネットを取り出しやすくしました。

洗濯物を干すための室内物干しも設置し、天候が悪い日や花粉の多い時期でも洗濯しやすい環境にしています。

浴室を断熱性と清掃性の高い設備へ交換

既存の浴室は設備が古く、床の冷たさや清掃のしにくさが課題でした。

新しい浴室は、断熱性のある浴槽と、乾きやすく滑りにくい床を採用しました。

浴槽への出入りを考慮し、必要な位置に手すりを設置しています。

棚やカウンターは必要以上に増やさず、清掃しやすい構成としました。

換気設備も更新し、湿気が残りにくいようにしています。

浴室入口の段差をできる限り小さくし、洗面室から移動しやすくしました。

トイレは収納と清掃性を重視

トイレは便器を交換し、床材と壁紙も張り替えました。

床には耐水性があり、汚れを拭き取りやすい材料を使用しています。

トイレットペーパーや掃除用品を収納できる棚を設け、床に物を置かなくてもよいようにしました。

照明と換気扇も交換し、明るく清潔感のある空間へ仕上げています。

各居室の収納を用途に合わせて変更

寝室と子ども部屋には既存の収納がありましたが、棚やハンガーパイプの位置が使いにくい状態でした。

収納内部を一度解体し、衣類、布団、バッグなど、収納する物に合わせて棚を設け直しました。

寝室には長い衣類を掛けられるハンガーパイプと、畳んだ衣類を置く棚を設置しています。

子ども部屋の収納は、成長に合わせて棚の高さを変更できる仕様としました。

収納を増やすだけでなく、中に何を入れるかを決めてから設計することで、限られた空間を無駄なく使えます。

在宅勤務にも使えるスペースを確保

M様のご家族は、週に数日在宅勤務をされるため、リビングの一角に作業スペースを設けました。

壁面にカウンターを取り付け、パソコンと書類を置ける奥行きを確保しています。

カウンター周辺には、電源と有線通信に対応できる配管を設けました。

リビングの中にありながら、テレビやダイニングから少し離れた位置に配置し、仕事に集中しやすくしています。

使用しない時間は、子どもの学習や家族共用の作業台としても利用できます。

コンセントとスイッチの位置を生活に合わせて変更

中古マンションでは、建築当時の生活を想定したコンセント配置になっていることがあります。

現在は、テレビ、インターネット機器、スマートフォン、パソコン、調理家電など、使用する電気製品が増えています。

今回は家具の配置を事前に決め、必要な場所へコンセントを増設しました。

テレビまわり、キッチンカウンター、ダイニング、在宅勤務スペース、ベッドの近くなどに配置しています。

延長コードを多用しなくても済み、室内をすっきりと使えるようになりました。

床材は遮音性と手入れのしやすさを考慮

リビング、廊下、各居室の床材は、マンションの管理規約で求められる遮音性能を満たす商品を選びました。

木目の明るい床材を採用し、室内全体を広く明るく見せています。

水や汚れを拭き取りやすく、日常の手入れを行いやすい素材です。

リビングから廊下まで床の色を統一し、部屋ごとの境界が目立ちすぎないようにしました。

壁紙は明るさと落ち着きを両立

壁と天井は白を基本とし、室内の明るさを確保しました。

すべて同じ白にすると単調になるため、リビングの一部に落ち着いたグレーの壁紙を使用しています。

寝室は少し色味を抑え、休みやすい雰囲気に仕上げました。

玄関や廊下には、汚れを拭き取りやすい壁紙を採用しています。

見た目だけでなく、使用する場所に合わせて機能性を選びました。

室内の段差をできる限り解消

改装前は、廊下と各部屋の境目に小さな段差がありました。

日常生活では見落としやすい段差ですが、夜間や荷物を持って移動する際に足を引っ掛ける可能性があります。

床を施工する際に下地の高さを調整し、可能な範囲で段差を少なくしました。

完全に段差をなくせない場所は、見切り材を使って急な高低差が出ないようにしています。

工事開始から完成まで

工事は、既存設備、和室、床、壁紙などの撤去から開始しました。

解体後に床下や壁内部を確認し、必要な下地補修を行っています。

その後、給排水、電気、換気設備を施工し、間仕切りと収納の下地をつくりました。

設備工事が完了した後、キッチン、浴室、洗面化粧台、トイレを設置しました。

最後に床、壁紙、建具、収納、照明を仕上げ、設備の動作確認と清掃を行っています。

工期は約2か月です。

入居予定日から逆算し、家具と家電の搬入前にすべての工事を完了しました。

完成後のお客様のご感想

完成後、M様からは次のようなご感想をいただきました。

「以前は部屋が細かく分かれていて狭く感じましたが、リビングが広くなり、家族が同じ場所で過ごしやすくなりました。玄関や廊下にも収納が増えたため、日用品や掃除道具を出したままにしなくて済みます。キッチンからリビングが見えるようになり、家事もしやすくなりました。」

入居後は、収納場所が明確になったことで片付けやすく、家族それぞれが物の場所を把握しやすくなったとのことです。

完成写真

大津市 マンション 全面リフォーム 収納 生活動線 施工事例

工事概要

  • 所在地:滋賀県大津市
  • お客様:M様
  • 工事種別:中古マンション全面リフォーム
  • 工期:約2か月
  • 施工内容:間取り変更、和室撤去、LDK拡張、対面キッチン、浴室・洗面・トイレ交換、給排水工事、電気工事、換気工事、床・壁・天井仕上げ、玄関収納、廊下収納、各居室収納、室内物干し、在宅勤務スペース、建具工事
  • 主な目的:収納不足の解消、生活動線・家事動線の改善、住宅設備の更新
  • 施工担当:株式会社空間デザインエイト

マンション全面リフォームで確認したいポイント

マンションの全面リフォームでは、希望する間取りや設備だけでなく、管理規約と建物構造を確認する必要があります。

特に次の項目は、計画初期に確認しておきましょう。

  • 床材に必要な遮音性能
  • 間仕切り壁を撤去できるか
  • 給排水管を移動できる範囲
  • キッチンや浴室の換気経路
  • 工事可能な曜日と時間
  • 共用部分の養生方法
  • 資材や設備の搬入経路
  • 管理会社へ提出する申請書類

マンションでは、自由に変更できる専有部分と、所有者個人では変更できない共用部分があります。

希望する間取りや設備が設置できるか、工事契約前に確認することが重要です。

収納は広さより配置が重要

収納不足を解消するために、大きな収納を一か所だけ設けても、使用する場所から遠いと使いにくくなります。

玄関で使う物は玄関、洗面用品は洗面室、掃除道具は廊下など、使用場所の近くに収納を設けることが大切です。

また、収納内部の棚やハンガーパイプも、入れる物に合わせて計画する必要があります。

全面リフォームを行う際は、現在所有している物と、今後増える可能性のある物を整理し、必要な収納場所を考えましょう。

生活動線を改善するために確認したいこと

生活動線を考える際は、図面上の見た目だけでなく、毎日の動作を具体的に想像します。

  • 玄関から荷物をどこへ運ぶか
  • 買い物後の食品をどこへ収納するか
  • 料理をどの経路で配膳するか
  • 洗濯物をどこで洗い、干し、収納するか
  • 掃除道具をどこから取り出すか
  • 家族が朝に同時に使う場所はどこか
  • 来客時に見せたくない物をどこへ収納するか

日常的に繰り返す動作を少なくできれば、完成後の暮らしやすさが大きく変わります。

大津市でマンションリフォームをご検討中の方へ

株式会社空間デザインエイトでは、大津市を中心に、滋賀県内のマンション、戸建て住宅、古民家、店舗、事務所などのリフォーム工事を行っています。

中古マンションの購入前・購入後の現地調査から、間取り、収納、キッチン、浴室、洗面、トイレ、電気、換気、内装まで、生活スタイルとご予算に合わせてご提案します。

「中古マンションを購入したので入居前に改装したい」「収納を増やしたい」「家事動線を改善したい」「水まわりをまとめて交換したい」といったご相談も承っております。

大津市でマンションの全面リフォームをご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。